52歳になって気づいた、小さな幸せの大切さ
52歳です。
最近、
一番幸せだと感じる瞬間があります。
それは特別な日ではありません。
でも私にとっては大切な時間です。
若い頃は、
幸せというものはもっと大きなものだと思っていました。
素敵な恋愛をすること。
結婚すること。
大きな家に住むこと。
旅行へ行くこと。
そんなことばかり考えていました。
もちろん、それらも幸せだったと思います。
でも年齢を重ねた今、
幸せの形は少し変わりました。
私が一番幸せだと感じるのは、
夕食の後に温かいお茶を飲みながら、
誰かと他愛のない話をしている時間です。
特別な話ではありません。
今日の天気のこと。
スーパーで安かった野菜のこと。
テレビで見た面白い話。
そんな些細な会話です。
でも不思議ですよね。
そういう時間こそ、
心を温かくしてくれるのです。
離婚してから数年が経ちました。
最初は一人の生活に慣れるのが大変でした。
誰とも話さない日もありました。
休日に一言も声を出さない日もありました。
その頃は、
寂しさばかり感じていました。
でもある時、
ふと気づいたのです。
私が求めているのは、
特別な恋愛ではないということに。
豪華なレストランも必要ありません。
高価なプレゼントも必要ありません。
ただ、
「今日はどんな一日だった?」
そう聞いてくれる人がいるだけで嬉しい。
「それは大変だったね」
そう言ってくれる人がいるだけで安心する。
最近、
時々連絡を取り合う男性がいます。
毎日ではありません。
数日に一度くらいです。
でもその人から、
「元気にしていますか?」
というメッセージが届くと、
なぜか笑顔になります。
たった一言なのに、
心が温かくなるのです。
若い頃の私は、
こんな幸せがあるなんて知りませんでした。
ドキドキする恋愛だけが幸せだと思っていました。
でも今は違います。
安心できること。
自然に笑えること。
無理をしなくていいこと。
それこそが本当の幸せなのかもしれません。
52歳。
人生はまだ続いています。
これから先、
どんな出会いが待っているかは分かりません。
でももし願いが叶うなら、
お互いを思いやりながら、
何気ない毎日を一緒に過ごせる人と出会いたい。
それが今の私の小さな願いです。